フラダンスを辞めた理由|辞めようと思っている方へ

フラダンスを辞めようかな?もしくはフラダンス自体は好きだけど、今の教室は辞めて教室を変わろうかな? でも、辞める時はどんな風に伝えたらいいんだろう… 。そんな風に思っている方がこの記事をご覧いただいているのかもしれません。

この記事では、フラダンスを10年続け、インストラクターも経験した筆者がフラダンスを辞めた理由や、教室を変わった際の体験談などを紹介します。少しでもお役に立てると嬉しいです。

フラダンス辞めた理由
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フラダンスを辞めた理由

私が最後に習っていた教室は、イベントに出演する機会も年に1回あるかどうか、発表会(ホイケ)は5年に1度やるかやらないかというところなので、費用がかかりすぎる、イベントが多くて大変ということはありませんでした。

人間関係もそう悪くなく、それなりに楽しんでいました。なのに、なぜ辞めたのか。私の大きな理由は、「こんな風に踊りたい」と思えるお手本となる方がいなくなってしまったこと。これが大きな理由です。

体育会系ダンサーの私は、楽しく踊れたらいいというよりも、より洗練された美しいフラが踊りたいとかなり研究をしながら習ってきました。経験を積むと、もちろん目も肥えていきます。

同じ教室で目標とする踊りがなくなり、ちょうど10年という節目を迎えて。この教室ではもういいかなと突然踏ん切りがついた。そんな感じで辞めました。

私はこのフラダンス教室は2つ目です。次は、最初の教室を辞めた理由や、どのように先生に伝えたのかもご紹介します。

フラダンス教室を変わった理由

フラダンス教室を変わる理由はどのようなものがあるのでしょう? 私の経験と私の周りで教室を変わった人の理由をご紹介します。

費用

フラダンス教室によって、かなり違うのが費用に関することではないでしょうか。イベントやコンペの出演、発表会(ホイケ)の頻度によっては、衣装代の他、舞台に立つための別レッスン料、発表会の参加費にチケット代、先生へのお礼など。

年間数十万かかることもあるでしょう。私が習い始めた時は、通える曜日にレッスンをしていて家から近い場所、という理由だけで選びました。

カルチャースクールよりも、フラダンスの先生直営?の教室の方がイベント出演などが多いといことはあるかもしれません。こんなに費用をかけるつもりでは… とそれを理由に辞めていく方もいるでしょう。

時間

イベント出演やコンペへの出場があるということは、教室の威信をかけて本気で挑むことになります。そうなると、数か月の土日はほぼレッスンでつぶれるということも覚悟しないといけない場合も。

フラはみんなで揃えるダンス。一人だけ参加しないということは一緒に踊るメンバーにも迷惑がかかります。

しかし、仕事や家庭、子育て中なんかであれば、特によほど家族の協力がなければ難しいでしょう。

筆者である私は、子育て真っ最中のときにこういった状況におかれました。やるならとことんやりたい派でしたが、家庭の状況とはどうしても折り合いがつかず、このままこの教室でフラダンスを続けることを諦めたのです。

もしかしたら、このように自分の習い事にかける時間という意味で難しくなり、辞めることになる方もいるかもしれませんね。

先生の教え方

フラダンスを教えておられる先生にも、いろいろな特徴があります。ある先生は鏡の前で自分を見て踊るだけで、生徒がどのように踊っているのか、全然見てくれていないという先生も中にはいたりします。

また、先生が雲の上のような人の扱いをするような教室も。もちろん、教えてくれる先生には敬意をはらうべきですが、度を超すとそれはいやになることもありますよね。そんな教室が嫌で教室を移ってきたメンバーもいました。

人間関係

みんなで合わす踊りだからこそ、仲間意識を持ちやすいダンスである反面。女性ばかりの教室で、中には合わない人、グループがあったりすることも。

一緒に踊りたくない、とまで気持ちがいってしまうと、ここにはいられないとなるかもしれませんね。

辞める時の伝え方

フラダンスはもうやりたくない!という方は、「もうフラダンスは辞めます」と先生に伝えるだけで済みますよね。

問題は、フラダンスは好きだけど、この教室は辞めて違う教室に移りたいという場合ではないでしょうか。実は私もそうでした。イベント出演などが多く、私の環境では無理が生じてしまっていたので。

でも、フラダンスは好き、続けたい。次に習ってみたい教室も見つけてしまった。となったのです。

ちなみに私の場合は、勇気を出して、先生に「フラは続けたいけどこちらの教室は辞めようと思っていること」を正直に伝えました。「コンペなど、挑戦したいけど家庭環境などによりできない(出演できない)ということがつらいこと。日本の先生ではなく、ハワイの先生に直接習い、ハワイの文化も勉強したい。」と。

有難いことに先生は何とか引き止めようとお話をしてくださいましたが、最後はわかってくださり円満に辞めることができました。

フラダンスの楽しさを教えていただいたのは、間違いなく最初にご縁を持った教室、この先生のおかげだと思っていたので感謝の気持ちを持ちながら辞めることができました。

辞めた後の気まずさがないように

フラダンスの教室は意外と先生同士でつながっていたりします。こっそり違う教室に移ったとしても、大きなハワイアンイベントで、ばったりと会ってしまうというのが意外に多いものなのです。

そんな時に「あ!」と気づいて、こそこそと隠れるようなことにならないように。きちんとお伝えする方がお互い気持ちが良いのではと思います。

ちなみに、私も2つ目の教室でイベント出演の際に、1つ目の教室と何度か顔を合わせました。でも、円満に辞めたので、元フラシスターも先生も、わざわざ残って私の舞台を見てくれていました。円満に辞めたこと、本当に良かったなと思っています。

次の教室(ハラウ)を探すときの注意点

何が原因で今の教室を辞めた、あるいは辞めようとしているのか、今一度振り返ってみてください。人間関係なのか、教室の先生の指導方法なのか、あるいはイベントや発表会(ホイケ)などに関することなのか。

なんとなく…で辞めて変わってしまうと、また同じことを繰り返すことになりかねません。一番優先したいこと、避けたいことを頭の中を整理した上で、次の教室を探してみてくださいね。

フラダンスを楽しく続けるために

たかが習い事、されど習い事。フラダンスの趣味を持つことで、毎日を豊かに楽しくしてくれます。ご自身にぴったりの教室を見つけて、フラを続けられるといいですね。

今はフラを習ってはいませんが、たまにハワイアンソングを耳にすると、懐かしくもう一度踊ってみたい気分にもなります。この記事が、少しでもお役に立てると嬉しいです。

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