フラダンスとは

日本で「フラダンス」といえば、おばさま達が、お花を頭につけて、派手なスカートをはきながら、ユラユラと上下に手を揺らしながら踊っている姿が目に受かびませんか?

「フラダンス」と日本では呼ばれていますが、ハワイ語では「Hula(フラ)」と言います。「フラダンス」とはどんなダンスなのでしょう。

この記事は、フラ暦10年インストラクター経験者が日本の「フラダンス」をご紹介します。

フラダンスとは
目次

フラダンスとは

「フラダンス」は、ハワイの伝統的な踊りで、現地では「Hula(フラ)」と呼ばれています。Hula(フラ)だけで「踊り」という意味になります。ハワイへ行かれた方は、一度は現地で目にしていることと思いますが、ハワイでは「フラダンス」ではなく、「フラ」と呼ばれていることは覚えておきましょう。

「フラ」を通して、歌の意味などを表現します。それぞれの振付にも歌詞などの意味が込められているのです。例えば、皆さんがよく目にしている手を横にしてユラユラとする振付は、海を表現しています。

「フラダンス」には、主に「アウアナ」と呼ばれる音楽に合わせて踊る現代フラと、打楽器などに合わせて踊る神聖な踊り「カヒコ」と呼ばれる古典フラがあります。

フラダンスの魅力

「フラダンス」には、どんな魅力があるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

音楽

「フラダンス」といえば、やはり南国の情緒たっぷりのハワイアンソングが聞こえてきそうですよね。ウクレレなどを使った陽気な音楽は、誰の耳にも心地よく響くのではないでしょうか。

そのハワイアンソングに合わせて踊る「フラダンス」。曲の意味を知り、その意味に合わせた振付でゆったり踊ります。

振付け

「フラダンス」は踊りによって歌詞の意味などを表現します。いわゆる手話のように自然の様子を振付によって表現するのです。そういう意味では、他のダンスに比べると、振付けは覚えやすいかもしれませんね。

フラのステップは、「カホロ」や「ヘラ」などの基本ステップの他にも様々なステップがありますが、基本のステップで重心移動を身に付けることができれば、あとはそのステップを組み合わせるだけ。他のダンスと比較すると、ダンスが苦手な人も習得しやすいダンスといえるでしょう。

衣装

テレビやCMなどで、フラダンスと思われるシーンを見かけることもあるのでは? 色鮮やかなハワイアンファブリックで作った衣装に、髪にはお花を飾り、首にはお花で作られたレイをかけた姿。

「フラダンス」といえば、思い浮かぶ衣装ではないでしょうか? 日常生活で赤や黄色、緑の華やかな色をいつも着る方は少ないかもしれません。特に40代以降であれば、普段着るような服は落ち着いた色味が多くなるでしょう。

そんな年代の方も、「フラダンス」では、練習の際にもパウスカートというハワイアンファブリックを使ったスカートを着て練習します。また、発表会やイベントを参加する場合には、より華やかな衣装を身に付けることも。

ダンス

ヒップホップやジャズダンス、社交ダンスと、ダンスにもいろいろな種類がありますね。その中で「フラダンス」は素足で踊るダンスです。そして、もともとリズム感にはあまり自信がないという人にも、比較的無理なく踊ることができるのが「フラダンス」。

小さな子どもから、70代、80代でもできるダンスなので、長く続けることができます。

フラダンスの魅力

フラダンスにはどんな魅力があるのでしょうか? 10年間、実際にフラダンスを習った筆者が感じたことをご紹介します。

楽しい

フラダンスは、基本的に笑顔のダンス。練習中であっても、明るいハワイアンソングを聞いて踊ると自然と笑顔に。一緒に踊る仲間が楽しそうに踊っているところを見ると、見ているこちらも楽しくなるのです。

運動

見た目のゆるやかな踊りとは違い、「フラダンス」は意外と筋肉を使っています。第2の心臓と言われる足、太ももの筋肉が鍛えられるのです。基本的にフラは少し膝を曲げて踊る

フラダンスはいくつからでも始められるダンス

フラダンスとはどんな踊りなのか、どんな魅力があるのか少し伝わったでしょうか。このブログには経験したからこそわかったことを綴っているので、これから始めてみたい方は参考にしてみてくださいね。

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