龍神様を祀る京都の神社やお寺は?|2024年は辰年

伏見神宝神社

2024年は辰年ですね。京都で龍神様を祀る神社やお寺はいろいろありますが、龍神様がお祀りされている寺社仏閣をご紹介します。神社仏閣巡りが好きな京都生まれ京都育ちの筆者が実際に訪れて撮った写真とともにお伝えします。参考になると嬉しいです。

目次

伏見神宝神社

まず1つめにご紹介するのは、伏見神寶神社。本殿前には狛犬さんではなく、狛龍さんが迎えてくれます。

伏見稲荷大社の中にある神社ですが、独立した神社です。伏見稲荷大社の奥社奉拝所を過ぎ、さらに鳥居をくぐり右手の山手に上がっていくのですがほとんどの人が通り過ぎ、気づかれない方が多いようです。

こじんまりしている神社ですが、とても落ち着いて参拝できる素敵な場所です。迷われる方が多いようですので、行き方を参考になさってください。

伏見神寶神社には、十種神宝のお守り『十種神宝ペンダント』があり、下記の写真のとおり、ペンダントになっています。通常のお守りは一年をめどにお返しするのですが、こちらは一生手元に持っておけるお守りです。

授かる際に住所や名前を書いた紙を書きます。毎年神様の前で御祈祷していただけるそうです。遠方からこちらを授かりに行かれる場合には、在庫があるかどうか事前に確認された方がよいかもしれません。

本殿前の狛龍さん「地龍」「天龍」、本殿左には龍頭大神、本殿裏の階段を少し階段を下りて右手の布留社には白竜大神と、龍神様づくしの素晴らしい神社です。

正式名称伏見神寶神社(ふしみかんだからじんじゃ)
住所京都市伏見区深草笹山町15
御祭神天照大御神・稲荷大神
アクセス(行き方)最寄り駅:JR稲荷駅・京阪伏見稲荷駅

八坂神社

京都の有名な観光スポットにもなっている「八坂神社」、四条通りから入れる入口は正式な入口ではなく、南側にある下記の写真が正式な入口です。

八坂神社の本殿の下には龍穴があり、かつては青々とした水があったのだそう。一般の方は見ることができませんが、龍穴から沸く水で清めた「青龍石」を社務所で授かることができます。神棚か家の正面よりも東側に置くと福を呼び込むといわれています。

上記の画像では大きく見えますが、3cmほどの石です。

正式名称八坂神社(やさかじんじゃ)
住所京都府京都市東山区祇園町北側625
御祭神素戔嗚尊(すさのをのみこと)
公式ホームページhttps://www.yasaka-jinja.or.jp/
アクセス(行き方)京阪電車「祇園四条」駅より徒歩5分,阪急電車「京都河原町」駅より徒歩8本

貴船神社

京都の龍神様といえば「貴船神社」という方も多いのではないでしょうか。八坂神社など街の中心街からは少し離れる場所にあるため、行き方は事前にチェックの上、計画してください。

神社のすぐ近くまで交通機関で行きたい場合は、叡山電鉄「貴船口」駅から京都バスがおすすめです。33系統で「貴船」で降りると徒歩4分ほどで到着します。

貴船山のふもとの本宮から、奥宮、結社の三社の参拝を、三社詣というそうです。本宮だけでなくぜひ三社を巡ってください。

正式名称貴船神社(きふねじんじゃ)
住所京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
御祭神高龗神(たかおかみのかみ)・暗龗神(くらおかみのかみ)
公式ホームページhttps://kifunejinja.jp/
アクセス(行き方)最寄り駅:叡山電鉄「貴船口駅」から京都バス33系統に乗車「貴船」で下車

新宮神社

賀茂別雷神社(上賀茂神社)の中にあります。通常は上記の写真のように門が閉められているので、その前からお参りすることになりますが、毎月第2・4日曜日は門が開き、開放されています。

金色と銀色の2種類ある、『天の御鈴』というお守りはとても美しい音色の鈴のお守りです。このお守りは開放されていない日も、上賀茂神社の社務所にて授かることができます。

正式名称新宮神社(しんぐうじんじゃ)
住所京都市北区上賀茂本山339番地 賀茂別雷神社(上賀茂神社)内
御祭神高龗神(たかおかみのかみ)
公式ホームページ(上賀茂神社)https://www.kamigamojinja.jp/
アクセス(行き方)最寄り駅:地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩15分
バス停:「上賀茂神社前」下車すぐ
※京都駅からのバス
 4系統(上賀茂神社行き)「上賀茂神社前」下車すぐ
 9系統(西賀茂車庫粋)「上賀茂御薗橋」下車徒歩5分

河合神社

下鴨神社の摂社である「河合神社」は、パワースポット「糺の森」の中にあります。

日本第一美麗神といわれる玉依姫命(たまよりひめのみこと)が御祭神、「鏡絵馬」は若い女性に大人気で多くの女性が訪れています。

京都在住の筆者も何回目かに訪れた際に気がついたのが、貴布禰神社です。河合神社の御本殿の横にお祀りされているのが「高龗神」です。

一の宮である賀茂御祖神社(下鴨神社)に来られた際には、糺の森をぬけてぜひこちらの神社にもお詣りください。

正式名称貴布禰神社(きふねじんじゃ)(河合神社内)
住所京都市左京区下鴨泉川町59
御祭神高龗神(たかおかみのかみ)
公式ホームページ(下鴨神社)https://www.shimogamo-jinja.or.jp/bireikigan/
アクセス(行き方)最寄り駅:京阪電車「出町柳」から徒歩10分
バス停:「糺の森」「新葵橋」
※京都駅からのバス
 4系統「糺の森」下車すぐ

出雲大神宮

こちら「出雲大神宮」も交通機関では行きにくい場所にあります。最寄り駅は、JR嵯峨野線「亀岡」駅または「千代川」駅で下車。その後はバスかタクシーになります。

少しアクセス悪いですが、ぜひ訪れていただきたい神社です。御祭神の大国主命に助けられた白兎。境内には、大きな「なでうさぎ」さんがおられます。治したい場所をさすると病気や痛みを取り除いてくださるそうです。

緩やかな傾斜を少し上がるとこのような磐座もあり、とても清らかな空気が感じられる場所です。

さらに先にいくとあるのが、龍神乃神様が、祀られている「神蔭の滝」があります。流れてくる水でパワーストーンを浸すと浄化されるそうです。

正式名称出雲大神宮(いずもだいじんぐう)
住所京都府亀岡市千歳町出雲無番地
御祭神大国主命(おおくにぬしのみこと)
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
公式ホームページhttp://izumo-d.org/index.html
アクセス(行き方)最寄り駅:JR嵯峨野線「亀岡駅」
 ↓
京阪京都交通(バス)で「出雲大神宮前」下車
※タクシーは約10分

九頭竜大社

9回まわる独特のお参り作法がある「九頭竜大社」。公式ホームページには、参拝方法を丁寧に紹介した解説動画があるので参考にしてみてください。

2013年の巳年にあらわれたといわれる「蛇石」や、素敵な九頭竜さんの絵なども飾られています。

日本電産の創業者の永守重信氏が通われていたことでも知られており、九頭竜大社のホームページには永守氏と神社の関係を記したブログも紹介されています。

正式名称九頭竜大社(くずりゅうたいしゃ)
住所京都市左京区八瀬近衛町681
御祭神九頭竜弁財天大神(くずりゅうべんざいてんおおかみ)
公式ホームページhttps://www.kuzuryutaisha.or.jp/
アクセス(行き方)最寄り駅:叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」から徒歩15分

神泉苑

最後にご紹介するのは、お寺です。善女龍王様がお祀りされている「神泉苑」。

「善女龍王守り」は、願いを一つだけ念じながら下記の写真の赤い橋「法成橋」を渡ると願いが叶うといわれています。

正式名称神泉苑(しんせんえん)
住所京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町167
ご本尊
 (仏様・神様)
聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
不動明王・弘法大師・善女龍王・歳徳神・弁財天・矢剱大明神
公式ホームページhttp://www.shinsenen.org/
アクセス(行き方)最寄り駅:JR「二条」駅から徒歩10分,阪急「四条大宮」駅から徒歩10分
バス停:市バス15系統「神泉苑前」すぐ,市バス9or50系統「堀川御池」から徒歩5分

本圀寺

京都の辰年参りにおすすめのスポットとして先日テレビで紹介されていました。

京都市山科区にある「本圀寺」には、金色の大きな龍神様が目をひく九頭龍銭洗弁財天様が祀られています。金運・財運にご利益があるとされるこちらにお参りされてはいかがでしょうか。

御霊水で銭を洗って、浄財袋に入れて持ち歩くことができますよ。

正式名称大本山本圀寺(だいほんざんほんこくじ)
住所京都府京都市山科区御陵大岩6
ご本尊三宝尊 九頭龍銭洗弁財天
公式ホームページhttps://temple.nichiren.or.jp/5011092-honkokuji/
アクセス(行き方)地下鉄東西線「御陵」駅下車(2番出口) から徒歩約10分

2024年の辰年は京都の龍神様を祀るスポットへ

龍神様が大好きな京都在住の筆者が実際に訪れた中から、特におすすめの神社仏閣をご紹介しました。定期的に訪れたい場所ばかりです。辰年生まれの方や、辰年2024年の初詣に龍神様ゆかりの場所にお参りしたい方に参考になれば嬉しいです。

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